2022年3月11日〜27日「Street Capturing in Nagoya 藤幡正樹 × 名古屋芸術大学」を開催!

2022.3.9

Masaki Fujihata x Nagoya University of the Arts
藤幡正樹 x 名古屋芸術大学

自分が住む街、街にあるさまざまな事物、
普段意識しないそれらとの関係性について、
イメージとAR(拡張現実)技術を介在させて、考えてみる。
旅のおもしろさが、未知の対象への意識の覚醒であるとすれば、
日常は対象への無意識に満ちているということである。
しかし、目的意識を持って対象を見つめれば、
日常もまた旅人的な視線対象へと変容する。
かつては、カメラを持って街に出るだけで、
街が新鮮に見えたものだが、
この感覚さえもがスマートフォン・カメラによって陵辱されてしまった。

 

ワークショップでは、対象を「刈り取る(Capture)」ことについて再考します。
街中にあるさまざまな事物を探し出し、選びます。
それを手で取り上げてポケットに入れます。
同時に、その行為をカメラで撮影します。
ここまでで2重のCaptureが生まれます。
展示では、その事物を展示し、
同時にその切り取り作業そのものの記録者が鑑賞者の視覚によって、
3重にCaptureされることになります。

この展覧会では、藤幡正樹氏によるワークショップに参加した学生の成果物などを展示します。

■展覧会の概要
アーティスト|藤幡正樹によるワークショップに参加した名古屋芸術大学の学生
会 期|2022年3月11日(金)〜3月27日(日)11時~19時 金曜日〜日曜日・祝日
会 場|アートラボあいち
入場料|無料

主 催|名古屋芸術大学、国際芸術祭「あいち」組織委員会
助 成|一般財団法人地域創造

■展示の内容
日常的に目にしていても普段はあまり意識することがない、自分たちが住む街やその中にある様々な事物と自分との関係性について、イメージとAR(拡張現実)技術を介在させて考えてみます。その結果、どのような関係性が見出せるのか、藤幡正樹によるワークショップに参加した名古屋芸術大学の学生による成果物と活動の記録によって紹介します。

■新型コロナウイルス感染症への対応
新型コロナウイルス感染拡大状況によっては、展覧会の会期などを変更・中止する場合があります。その際は、アートラボあいちWEBサイトでお知らせします。

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